5Gで何がかわる?

今日は第5世代移動通信システム、通称5Gに関してまとめました。 本日は簡易版となります。多くの端末に安定したネットを提供、超低遅延(1ミリ秒だけ)、高速化、大容量化、実用時期、などデジタルトランスフォーメーションへの関与をまとめています。

5Gで何がかわる? 's Header Image

08/14/2018

こんにちは、所長の下田です。

今日は第5世代移動通信システム、通称5Gに関してまとめました。
本日は簡易版となります。次回以降にて、各特長に絞った詳細版をまとめていきます。

さっそくですが、
5Gでは現在のLTE通信に比べてこんなアップグレードがあります。

1. 多くの端末に安定したネットを提供

5GはLTEの100倍にあたる、
1平方キロメートルあたり約100万台の接続を提供できます。

ということは、密集した場所での多量数デバイスからのアクセスでも
各端末へ安定した接続を提供することができます。
家やオフィス、工場などで無数のIoTデバイスをサポートすることもできます。

これからの、様々なモノがネットにつながる世界では
多くのデバイスに安定したネット環境を提供することが必然です。

2. 超低遅延、1ミリ秒だけ

ネットワークではデータが移動するため、必ず遅延が発生します。
LTEの遅延は50ミリ秒ですが、5Gだとなんと!たったの1ミリ秒です。

自動運転の世界でこのデータ遅延の差分を見てみましょう。
時速100km/hで走行中に危険を探知してから停止の指示を出す場合、
LTEだと1.4m進んでしまうところ、5Gでは2.8cmの間に指示を出すことができます。

自動運転だけではなくドローンや、ロボットなどでの利用シーンでも
超低遅延が操作性の向上や安全の向上をもたらしてくれます。

3. 高速化、大容量化

5GではLTEの100倍にあたる10Gbps以上の速度での通信が可能になります。
こんなに高速にしてどうする?と思われるかもしれませんが、
フルHD動画30分4GBであったところ、
最新の8K動画を送るとなると同じ30分でも500GBになります。
より鮮明な画像を使った画像認識プログラムの連携であったり、
高画質なエンタメ動画も、5Gを使えばモバイル端末からの利用が可能となります。

さて、では、いつから採用されるのでしょうか。

実用化されるまでには、まだいくつかの課題が残っています。
技術的な問題というよりは、
共通仕様とするための世界各国での調整が必要とされているようです。

ひとつの背景として、
各通信会社さんにて大規模な投資を必要とすることが挙げられます。
導入コストと、利用に対する経済合理性を含め、
利用ケースの模索、開発リソースを集中させるための共通仕様にする等、まだまだ課題はあります。

日本では、2020年のオリンピックを目途に様々なテクノロジーの実用化を目指していますが、
5Gもそのうちのひとつのようです。

トランスコスモス技術研究所が事業のメインミッションとしている
デジタルトランスフォーメーション領域も、5Gで激変すると確信しています。
次回以降で、各機能の詳細とデジタルトランスフォーメーション領域での利用方法を
まとめていきます。

それでは、また次回、詳細版にて。


5G 第5世代移動通信システム IoT
シェア シェア
下田 昌平
株式会社トランスコスモス技術研究所、代表取締役兼最高技術責任者、トランスコスモス株式会社執行役員。アメリカ・日本・中国企業の経営を得て2017年にトランスコスモスに入社。米大学にて数学・統計学専攻から開発歴20年、C、C#、データ設計・管理を中心に多くの開発案件を完遂。

お問合せ